年に1回、日本人であれば、年末に大掃除をする習慣がある。
(ちなみに、余談だが、こちらオーストラリアではそんな習慣はない。似ているものではSpring Cleaningとかいって、春先にいらんもんを捨てたり、掃除をしたりするのだ。)
それと同じように、人の人生でも大掃除が必要なときが必ずある。あまりにも長くほうっておくと、自分自身が埃まみれになるから大変だ。そしてしみになり、いずれは落ちにくくなる。
綺麗にしなければならないのは、大抵人間関係だろう。極力掃除をしないでもいいように勤めているのだが、それでもやはり出てくるものなのだ。
いつも心にしみになっているように、残っていること、そして引っかかっていることなどは、せめて1年に一回はきれいに精算するなり、掃除をするなりしておくことをおすすめしたい。
大掃除は物だけでなく、人の心にも、人間関係にも、そして様々なものにも必要なものだ。それをしてこそ、また新しいものを吸収できる余裕が人間に生まれてくるのだろう。