Slow life, Perth life
by shania2004
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::: 離人症 :::
【離人症とは】

離人症(離人・現実感喪失症候群:F48.1)

解離状態に関連して、離人(神経)症とよばれる状態がある。本人の意思や記憶は保たれ、
判断力、理解力も障害されていない。
しかし自分が考え、感じ、行動しているという実感がなく、そのことに対して本人は違和感をおぼえ、強い苦痛を訴える。

たとえば美しい景色と知りながら美しいという感じが、なつかしい人に会ってもなつかしいさが、悲しむべき出来事を理解しながら悲しさが、心に湧いてこない。

また周囲の状況に即して行動しながら、自分が行動しているという感覚がもてない。

しばしば身体感覚も失われ、頭の重さが感じられず、空腹感や尿意も便意もなく、
時計をみて食事をとり、トイレにいく。

この病気の分類には論議があり、米国の DSM (米国の精神医学会が作った「診断と統計のマニュアル」)は解離障害にふくめるが、ICD-10 (国際疾患分類第10回改定版)は、
記憶や後期の感覚・運動障害がみとめられないことから、独立の小項目 (F48.1) に分類している。

困難な生活状況のなかで極限まで努力しているときに、突然発現することが多い。
比較的稀な病型で、「実感がない」という、あいまいな訴えから、安易に診断してはならない。
またうつ病や統合失調症にも類似の症状がみられるので、慎重な鑑別診断が必要である。

(山下格著『精神医学ハンドブック第4版』 36-37頁、日本評論社、2002年)


【私の場合】

発症は19歳のとき、トリガーとなったのは、ニュージーランド留学から帰国し、すぐに実家を出て東京で就職したこと。定義のとおり、自分ではない感覚が襲ってくる。会話をしていて、顔では笑っていても、心では全然面白くなかったり、綺麗なものを見ても、感動すらしなかったり。そして一番怖かったのは、会社にいく自分は空気の上を歩いているようで、生きているという感覚が喪失していた。
ただ、自分自身では通常通りの生活を出来ていたため特に気にせずに過ごしてしまった。症状は「耐えられない状況」で起こり、それ以外では軽くなる。まったくもって、勝手な症状だが、自分自身を守るにはこの方法しかなかったのだろう。
25歳になるまで、時折症状が現れた。治癒のきっかけになったのは、再度、日本を出たこと。そして、自分自身を見つめ、理解する時間が増えた事。「自分に正直に生きる」ということをモットーにして、いやなことは最初からしない。好きな事を続けるということの大切さを学んだ。
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by shania2004 | 2004-12-17 08:04 | Thoughts
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